マナグアからコスタリカへ

ニカラグアの伝統衣装を着た女学生
カサーレスからサンフアンに行く途中で見かけた女学生たち。ニカラグアの伝統的な衣装を着ています。9月15日が独立記念日なので(最初は、メキシコと中央アメリカの植民地全部がひとつの国として独立したので、コスタリカも同じ日です)9月中は国中の学校でいろいろなエベントがあるようです。

9月3日に、サンフアンからカサーレスを通って、マナグアに行き、5日間過ごし、またカサーレスを通って、サンフアンにもどり、9日にサンフアンからコスタリカに帰って来ました。

マナグアには、何年か前に亡くなった義母の家があります。一時はレオナルドと兄弟4人みんなで管理し、貸し出そう、という考えがあったのですが、いろいろ面倒なので、結局売ろうということになりました。でも、思い出いっぱいの家を他人にひきわたしてしまうのはあまりに悲しくて、私たちが買い上げることにしたのです。

今のところ、家の一部を改装して貸し出し、あとはまた考えようということになっています。

カサーレスからマナグアへの道のりの写真です。

この子たちも、学校の催し物に出るのでしょう。
ニカラグア、Las Nubes
カサーレスから徐々に山をのぼり、マナグアのちょっと手前でいちばん高いところに着きます。Las Nubes (雲)という名前の場所で、風が強いのと、近くのマサヤ火山からの煙にあたるのとで、全く木がはえていません。
ニカラグア、Las Nubes からマナグアへ下る
Las Nubesから、道路の両側に深い緑の森林を見下ろしながら、マナグアに向けて下ります。

マナグアでは、家の片づけや義母が残した書類などの整理、そして家族や友人に会うことで慌ただしく過ごしました。そのため写真もあまり撮りませんでした。

昔から家の前にある大きな月桂樹の木
ニカラグア、イグアナをぶら下げた男性
私たちのテナントの住んでいる部屋に突然このイグアナがあらわれて、大騒ぎになったようで、このお兄さんがマチェテ(山刀)で殺してしまいました。無害な動物なので気の毒です。ニカラグアでは、イグアナの肉を食べるので、晩御飯になったのかもしれません。

またカサーレスを通ったのは、ニューオーリンズに住んでいるレオナルドの弟が遊びに来ていて、彼に建設中の家をみせるためです。彼は家から見える景色に感嘆して、何度も「すばらしい!」と叫んでいました。

ニカラグア、カサーレス
この写真は、実は去年撮ったものなのですが、この同じ景色が見えるカサーレスのレストランで、お昼を食べました。フランス人のやっている、質素で素朴なホテルのレストランで、ニカラグア人の女性のコックさんが、近海で取れたバラクーダのとてもおいしいフライを作ってくれました。写真は漁師の船です。

サンフアンから、今回は、近くのPlaya Hermosa(プラヤ・エルモーサ)というビーチに行きました。

うっそうと茂った森をぬけて、広々とした, きれいなベージュ色の砂浜に出ます。ホテルが一軒あるのですが、私たちが着いたときは、ビーチにはほとんど人がいませんでした。

ニカラグア、Playa Hermosa

でもほかの生物がみられました。

この蟹はちょっとポーズしてくれました
なまこ

国境越えは、荷物がすっかり減ったので、行きよりも簡単でした。

それにしても、どうして陸路の国境というのはこういう風に殺伐としているのでしょう?ボリビアにいたころ、ラパスからクスコまで車で行った時もそうでした。それに標識がほとんどないので、どこに行ったらいいか、ひとに聞かないとわかりません。とにかく一国の入り口なのですからもう少し小ぎれいに、フレンドリーにしてくれるといいと思うのですが…。

国境からエスカスまでは4時間ぐらいです。涼しい空気のなかにもどって、ちょっとほっとします。そして次の朝はイラス火山か迎えてくれました。

コスタリカ、イラス火山

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